2025/01/12 15:19

クラフト工房 "森のこのは" の木工活動は「端材(廃材)の有効活用」を主軸としております。
「端材の有効活用」と一口で言ってもその使い方は大きく2通りあり、一つ目は「端材の大きさや形を活かし、その端材を単独で使う」方法。
例えば、一輪挿しがその好例 ↓

自分の思う形に削るというよりは、できるだけ元々の端材の形を活かして、削る量を少なく抑えるよう心掛けています。
しかしこの方法は、モノづくりをしている人にとってはたぶん当たり前のこと。「端材(廃材)」として破棄するロスは極力減らしたいと思うでしょう。
そして、小さい物を作る時はどっちみち大きな塊の木材から必要な大きさに切り出して使う訳なので、端材を使う=切り出しの手間を省いているだけ、と思われても仕方ないかと思います。
一方、当工房でもう一つの端材利用法として力を入れている「端材で寄木をする」という点については、一見同じ「端材利用」でも意味合いが全く異なります。
なぜなら、「寄木をする = 一つ一つの接着面を整える必要がある」ので、とても手間がかかるためです。
しかし、寄木をすることで・・・
① 単独ではなかなか使いづらい小さな破片でも、充分大きなものを作れる
② いろいろな木の色や木目が合わさってデザイン性が高まる
・・・と言った新たな魅力が生まれます。
そこで今回は、「端材を使った寄木の制作工程」についてご紹介したいと思います。
通常の寄木との比較も交えてお伝えしますので、ぜひ最後までご覧下さいね!!
BASEのブログは読みづらいので、つづきはお手数ですが、noteの記事をご参照くださいm(_ _)m